めざせ!世界遺産「鳴門の渦潮」の活動の一環として、10月26日(土)に「3海峡クリーンアップ大作戦」が展開されます。実行委員として会議に参加してきました。

2年前から鳴門海峡の沿岸の清掃を実施しておりましたが、本年は3海峡4会場で実施されます。3海峡とは鳴門・紀淡・明石の3ヶ所です。
単に規模を大きくするということではなく、渦の発生に鳴門海峡の構造だけでなく、淡路島との間にある紀淡、明石海峡が大きく寄与しているという調査結果が判明したためで、「鳴門の渦潮」の特異性を説明する上で重要な役割を果たしています。
潮の干満が渦の発生に大きく関与する訳ですが、太平洋側で起こる満潮の海水が紀淡海峡で絞られ、さらに大阪湾で満潮になってくると明石海峡を通過して瀬戸内海が満潮になる訳ですが、太平洋側の満潮との時間差は約6時間にない、既に太平洋側は干潮に達し、鳴門海峡で潮の高低差が発生するため高速の潮が流れます。この際に鳴門海峡の海底地形が海峡内で流れの速度差を生み、結果として渦が発生します。太平洋と瀬戸内海の間が単なる海峡ではなく、淡路島が鎮座していることが、関門海峡では見られない大きな渦を発生される要因ということになっている様です。<参照添付動画>

本年のクリーンアップでは集めたゴミの分析も実施する予定で、大きな問題となっている海洋プラスチックの原因分析の一助とします。清掃だけでなく、藻塩作り体験等も検討しています。具体的な内容は今後詰めて行きますので、その都度紹介したいと思います。

<鳴門海峡の渦潮の特徴>

<渦潮発生のメカニズム>