2011年5月だったと思いますが、TESLA JapanのショールームでUSAのメンバーと一緒にモデルSのカットシャーシを見ました。バックのポスターにモデルSが写っています。量産車と微妙に異なる様にも見えますが、発表時のフロントのデザインは写真で示した様に量産車と大幅に異なります。2011年12月21日付Responseのウェブサイト(外部サイト)に発表時の詳しい写真が掲載されています。充電ポートもがガソリンの給油口チックです。丁度この頃に日本でも予約受付も開始された時期でしたが、詳しい資料はなくA5横見開きの簡単なパンフレットのみで、写真の様なデザインでした。これもアメリカのみで配布されているもので日本では配っていないとのことでしたが、特別に頂いて帰りました。そのパンフレットを探したのですが、見当たりません。捨ててはいない筈なのですが・・・。見つかったらまた紹介します。

 その約一ヶ月後、再び彼らと行動を共にしておりました。私の記憶ではフェリーの中でモデルS予約の話題になったと思います。車体サイズを聞いたら誰も知らない。TESLA JAPANに確認してもらっても判らない。幅は大体2m位でしょうということでした。何と2m??日本では車体サイズはmm単位で表示されます。そんな状態で受注を開始してもいいのという思いでしたが、アメリカ人はサイズなんか気にしないのでしょう。予約すべきか悩んでいると、日本で予約してもいつ納車されるか判らないからUSAサイトで注文したらどうかという話になり、日本への輸送等の不安でしたが、取り敢えずUSAサイトにアクセスして見ることになりました。予約の手続きを進めて行くと、住所を入力する画面に・・・。USAの住所はないよと言うと、自身の住所を使えと言うのかと思きや、事もあろうか「TESLAの本社の住所を登録したら」と言うのです。言われる通りに入力して見たらすんなりと受け入れられ次の画面へ進むではありませんか。最後に予約金の$5,000-の支払いです。「どうしたら良いの?」と聞くと「カードで決済すれば」と言われ、その通りに処理したら予約が完了してしまいました。何と簡単に高い買い物をしてしまったのか?という思いでしたが、キャンセルもできるということだったので、過度の不安はありませんでした。2011年6月16日のことで、当時のUSD為替レートは1$=80~82円でした。

 その後も彼らを車に乗せて仕事関係のツアーを継続しました。当時の車はG-Book搭載車だったため、この機能で昼食場所を探してもらってナビに自動入力してもらう等をしていると、当時はUSAにはなかった機能だったので、彼らは高い関心を示していました。この機能はモデルSの通信機能の参考になったのかもしれません。

 それから待つこと1年、2012年6月にUSAでモデルSの納車が開始されました。10月になると、「あなたの順番が回ってきました」という内容のメールが届き、具体的な仕様を入力し、正式発注することになりました。

 当時は電池の容量で、40,60,85kWhの選択肢があり、60kWhだと来年の2月以降、オプションも色々ありエアーサスペンションを選択しないと納期が遅くなるという条件だったと思います。ナビは日本で使えないため不選択で、この時点での最小構成である85kWhとエアサスにラゲッジパーセルを追加選択して発注しました。この時点になるとTESLA本社の住所では受け付けてもらえず、実際の納車住所の登録が必要となりました。LAに住んでいた友人にお願いし、住所をお借りすることにしました。車体と電池を分けて値付けされています。85kWhの電池が$20,000-ということは、kWh当たりの価格は$235-になります。$500/kWhと言われていた時代ですので半額以下の設定であったということになります。

 ウェブのサインシステムを利用して、10月30日に契約して予約完了です。日本と違って車庫証明の様なものも不要ですし、簡単過ぎて逆にちょっと不安でした。納車までに残金の支払い(振り込み)を済ませました。この頃の為替は1$=83~85円で急激な円安が始まる直前でした。

 この後、約1.5ヶ月で納車案内が来ることになるのですが、この間に日本への輸送についても調査開始です。具体的な納車については次の回で説明することにします。