2012年12月中旬、メールで納車の案内が届きました。12月20日には車が用意できるということだったので、取り敢えず受け取り場所を決め、取り急ぎLAの友人に連絡しました。友人にお願いしてピックアップしてもらう段取りをする一方で、自分自身もLAに行けないかを検討しました。幸いに仕事の都合はつきそうでしたが、フライト代金もバカにならないということで悩んでいました。マイルが溜まっていたので、特典航空券を利用しようとすると日程が間に合わない。実際に乗りたい日程の空席状況を確認した上で取り敢えず予約ができる先の日程のフライトを手配。その後日程変更を依頼して希望のフライトをゲットしました。因みにこのスペシャルな手口は当時こそルール上問題ありませんでしたが、残念ながら今はもうこの手法は使えません。

 ということで、12/21にLAまで受け取りに向かうことにしました。以前のブログでこの時にLAX空港で反町・松嶋夫妻を見掛けたという記事をあげていましたが、クリスマス直前でウィンターバケーションの始まりの時期でした。モデルSはクリスマスプレゼントということだったと言えますね。

 タクシーに乗りTeslaの納車指定場所に向かいました。運転手にTeslaと伝えても判らないので番地を伝えて、一緒に探しながら指定場所に到着しました。着いたのは小規模工業団地の倉庫か工場の広い駐車場の様なスペースで、華やかさのみじんもなく、看板すらありませんでした。ここで大丈夫かと一瞬不安になりましたが、直ぐにモデルSが目に入って来たので、タクシーを降りて建物の中に向かいました。

 建物の中には商談用の事務所があり、納車待ちの車が何台か置かれていました。事務所へ入って名前を伝えて最終の書類確認とサインをしたのですが、なぜかスタンドバーの様な雰囲気のテーブルで立ったままで処理を済ませました。当然のことですが、会話は英語です。英語で仕事の会話をすることもありますが得意な訳でもなく、特にヒアリングは到着直後で英語耳になっていなかったので少し大変でした。

 書類確認が完了するといよいよ実車です。この時点ではTesla Japanにも実車はなかったと思いますので、初めて見て触るモデルSとなりました。

 実車に乗り込み色々と説明を受けました。今やユーザの方を始め多くの方がご存じのことが多いですが、当時は驚きの連続です。まず、最初の驚きがドアノブです。どうやって開けるのかと思っていると、ノブが出て来るではありませんか。音声入力では、説明スタッフに促されて挑戦して見るも「マクドナルド」の発音ができず、他のことばもダメで、結局私の発音では聞き入れてもらえませんでした。また、印象に残っているのは、「車内には2つのボタンしかなくハザードとダッシュボードのロック解除のみで、ほとんどの操作はセンタースクリーンで行います。」との説明でした。

 乗ってみましょうとなり、いきなり運転をして公道走行へ、フリーウェイまで運転して無事帰ってきました。その後充電方法等の説明を聞いて、終了です。乗って帰るかと言われて迷ってしまいました。暫く預かってもらう予定の友人に連絡を取り、事情を話すと「そうしたら」と気軽に返事をくれるのです。国際免許の有効期限が切れていることも説明したのですが、「日本の免許証を見せても日本語が判らないだけなので、ことばが話せれば大丈夫。有効期限切れでもいいから英語を見せれば問題ない。」と言うので、友人宅まで自分で運転して帰ることにしました。とは言え、道がわからないので迎えに来てもらうことにしました。待っている間に補充電をしてもらいました。

 知人が来て、後をついて行ったのですが、4,5車線あるフリーウェイで車線変更時に追従できず、何と見失ってしまったのです。取り敢えず近くの出口を出て、駐車できるところを探して電話です。ナビはつけなかったのですが、幸いgoogleマップを見ることができたので、自分の居場所を伝えて電話で誘導してもらいながら、何とか友人宅に到着した頃は精魂使い果たしていました。

 友人と一緒に市内を回っていると、LEAFを既に販売していた日産ディーラーにはJ1772充電器があることを発見し、ここへ寄って充電をしてみました。全く問題ありません。ディーラーのスタッフが出て来て色々と質問される羽目になりました。

 翌々日には友人にLAX空港までモデルSで送って頂きました。お世話になりっぱなしでした。途中で空港近くにSuper Charger Stationを見つけ、暫く充電を行いました。ここにはソーラーパネルも設置されており、条件が整えば太陽光で発電された電力で充電できる様なStationでした。隣ではロードスターから乗り換えたというSignatureのオーナーが充電していました。

 少々長くなってきたので、日本への輸送については次回にしたいと思います。