技術課題も書類関係も何とかクリアでき、無事登録ができたのは日本に上陸してから半年が経過した8月20日でした。7年で廃車という決断に至りましたが、納車を起算とすると現時点で既に8年以上経過しています。

 現状の車検のコピーの一部を添付しましたが、定格出力は52.00kWとなっています。よくは覚えていませんが、これは適当に算出(いい加減ということではなく、現実レベルから割り出した数値)して申請した値だと思います。後に正規輸入されたモデルSやXの定格出力値は知りません。「総排気量又は定格出力」という欄で、総排気量と定格出力が同列で扱われているのは面白いところでもあります。

 今回話題にするのは型式です。何とこの欄に記載されているのは「不明」です。登録できれば型式は何でもいいのですが、実はこの「不明」が結構重要だったのです。

 当時から電気自動車はCEV補助金の対象となっており、モデルSの価格であれば上限の85万円の補助金が出てもおかしくないと考えておりました。ところが、対象となるのは国交省に申請して、既に登録されている自動車が対象となるとのとでした。リストを調べてみると聞いたことのないメーカや車も含めてたくさんの車種がありましたが、そこにはTESLAの名前はありません。

 国交省の担当者に電話をして、どうやったらリストに載せられるのかを確認したところ、自動車の製造メーカまたは輸入業者からの申請が必要とのことで、色々と交渉しましたが個人輸入では登録できないとのことでした。EVであることは疑い様のない明確な事実であるにも関わらず、この説明には納得できませんでしたが、この種の人達は柔軟性というものを持ち合わせていないようなので仕方ありません。

 実はこの年は「EVアイランドあわじ」推進事業として淡路島で登録するEV導入に対して、兵庫県からも特別に上限300千円の補助金が出ることになっていました。ここの窓口にもコンタクトしましたが、国の補助金が出ない車には出せない。0にいくら掛けても0にしかならないという判断でした。百万円レベルの補助金が・・・・。

 いずれにしても堂々と公道を走ることができる様になりました。次回からは実際に走行する上でのメリットや課題等についてお知らせしたいと思います。