裏庭の剪定ゴミ等を焼却処理するために、焼却炉兼ピザ窯を製作して活用しておりました。一般的なピザ窯とは異なり、燃焼室とオーブン室は分離しており、オーブンの周りを煙道で囲う構造としておりました。長年の使用で煙道も詰まり気味で劣化も見られたので、昨年リビルドを行いましたが、庭の倒木処理の際に建機にぶつけられ大幅補修することになってしまいました。
補修時にオーブン室の入口サイズを変更し、食パン型が入る形状にしました。食パン焼きも出来る様になり、試行錯誤を行っております。正確な温度調整ができる訳ではないので、焼き具合の調整が容易ではなく焦げが出たりしておりましたが、何度かトライする内に焼き具合は調整できる様になってきました。配合や発酵はまだまだ試行錯誤状態ですが、自分で食べる分には全く問題ないレベルになってきました。
ピザ焼きやパン焼きがメインではなく、あくまでも剪定ごみの処理用です。ガーデンシュレッダーでチップにして植木の周りに撒いたり、梅やオリーブの枝は燻製用のチップにしたりしておりますが、このレベルでは処理は追い付かず、薪として処理する枝や幹もたくさんあり、焼却処理しても追いついていないのが現状ですが、ただ燃やすだけでなく、極力その熱を利用する方法を考えて処理したいと考えております。
因みに植物を燃やした際に発生する二酸化炭素は「カーボンニュートラル」であり、地球温暖化に悪影響を与えることはありません。