明石海峡大橋クルーズの定期運航に先立ち試乗乗船させて頂きました。現在は淡路島タコステという施設になっていますが、2010年まで運行されていた「たこフェリー」の桟橋から出航します。コロナ対策もできています。
うずしおクルーズ(鳴門の渦の観潮船)が新造船を導入されたことで、先代の咸臨丸を利用して新たに設けられた明石海峡を回るクルーズです。
岩屋港を出航すると、間もなく明石海峡大橋の下を潜り抜けます。帆船のマストが橋に当りそうです。実は十分な距離はあるのでしょうが、縦一で見るので距離感が掴めません。上部デッキでは海上からの距離もあり、橋桁が結構近くに見えて迫力満点です。単純に横断するのではなく、橋の真下を橋に沿って移動します。
淡路・明石間を運航しているジェノバラインの高速船も橋の下を通りますが、迫力は全く違います。
橋を横断すると淡路島の西海岸沿いを南下して、「HELLO KITTY SMILE」の沖でUターンして戻ります。75分という長さで、シルク・ドゥ・ソレイユのパフォーマが海賊に扮して乗船していたり、でんじろう博士監修の海賊サイエンスショーを見ることもできます。
KITTYの建物は陸側からも見ることができますが、顔は海側を向いており (これは知りませんでした) 、顔を正面から見るためには船から見る必要がります。上部デッキから見るメリットはあると思います。KITTYファン必見です。
就航記念イベントとして2021年7月16日(金)〜8月31日(火)までの期間「2021淡路島海賊クルーズ」が開催され、この間はショーが開演されるようです。
中学生以上2,500円、小学生以下は無料(上記期間限定)
明石海峡大橋クルーズ(公式サイト)
造物のスケールたけでなく、自然が織り成す鳴門の渦も是非合わせて堪能して欲しいと思います。