台湾・高雄

 新年早々台湾を訪問してきました。仕事と忘年会に出席するために高雄への出張でした。今回は中華航空を利用したのですが、事前にWebチェックインを奨めるメールが何度も来たので事前に手続きをして空港に向かいました。チェックインカウンターの案内をしていたスタッフに直接保安検査に向かえばいいのか確認をした上で、保安検査と出国検査を済ませてゲート方向に向かいました。色々緩和されたとはいえ元の状態とは程遠く、多くの免税店も閉まっておりラウンジも極めて限定的でした。

 搭乗時間が近づきゲート近くに座っているとなんと呼び出しがあり、アップグレードでもしてくれるのかと思い搭乗口まで言ってみると、パスポートの確認ができていないとのことでした。Webで手続き済なのに・・・ 意味不明でした。

 往路は桃園着でしたが、前回と異なり人が少ないこともあり、コロナ禍前よりも短時間で入国ができました。

 高雄に安倍元首相の銅像ができたことを、年末に自民党の世耕幹事長が訪問したというニュースで知りました。高雄の訪問先の人に確認してみました。現地の人たちも知らないようでしたが、早速ネットで調べてくれ会社の近くであることが判明し、MTG後に案内して頂きました。

 凶弾に倒れる約2週間前に講演を聞いたことや、前回訪台時の関空でフライト待ちの間に発生した事件であったことから、何かご縁を感じておりました。

 途中で花屋さんに寄り献花用の花を調達し、お堂の前に建立されていた銅像にお供えしました。9月末に既に建立されたとのことで、銅像の横にあった石碑の「台湾加油」はご本人自筆を元に製作したものだそうです。

 お堂の中から怪しげな人が出てきて、お堂に誘導されました。何と第二次世界大戦で犠牲になった第38哨戒艇の艦長を神様としているお堂でした。元々1953年に建立され、当時は大漁の守り神として祭られていた様ですが、その後、1968年に年老いた漁師の夢枕に艦長が現れ、守り神が艦長であったことが判明したということでした。嘘の様な話ですが、調査の結果2015年に間違いのないことが証明され、今は乗組員145名も一緒に祭られているそうです。台湾の人たちの親日ぶりを裏付ける場所であると思います。

 ご関心のある方は是非一度訪れてみてください。

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