2度目のジャカルタです。往路は関空からのダイレクト便ですが、ガルーダインドネシア航空の機材でJALのコードシェア便です。ちょっと不思議なのはANAのコードシェアにもなっています。ガルーダは2往復/週のスケジュールなのですが、JALのコードシェアは日曜のジャカルタ行/火曜の関空行のみがコードシェアとなっており少し違和感はあります。機材もサービスも全く問題ありません。
インドネシアでは90%近い人がイスラム教なのですが、「ヒジャブ」を被っている女性は半数にも満たない様に見えます。また、最近の日本では「ハラール」が結構話題になっていますが、現地のレストランでメニューを見てもそんな表示もなく、ラーメン屋では豚骨ラーメンもチャーシューも普通に扱われています。特に外国人向けの場所でもなくオフィス街だったので、日本人が認識している様な厳格さはなくなりつつあるのではないでしょうか? 一方で驚きなのがモスクから流れるお祈りの歌です。早朝の4時から数回結構な音量で流れます。お祈りは結構ですが、なぜ外に向けて大音量で流す必要があるのか全く理解できません。ホテルの室内でも聞こえてきます。屋台の天津甘栗の音楽に似ている様な気もします。
もう一つ不思議なのが自動車とバイクが混沌と走行するジャカルタ市内ですが、何と信号がほとんどないということです。前回宿泊したホテルの前には信号があったので気付いておりませんでしたが、本当にありません。今回はホテルから空港へ20km余りの行程で、信号を一度も見なかった様な気がします。丁度混雑する時間帯であったので、高速道路に入るまで約40分地道を走りましたが、信号待ちは無でした。Uターンする車や横から強引に割り込んでくる車の間にバイクが縦横無尽に走り回るという大変な交通状況ですが、信号がないから渋滞するのではないかとも思われます。決して事故が多い訳でもなく、阿吽の呼吸なのでしょうか?日本人には運転は無理です。