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電池と雑学

湿式光電池

以前、水素エネルギーについてEVのところで少し触れたと思いますが、水素の利用が燃料電池から水素エンジンに注目が移行してしまった感もあります。水素ガス運搬船も登場して水素自体への関心は急激に高まっていると思います。  一方で、水素をどの様にし...
電池と雑学

電池と電気分解

電池も電気分解も電気と化学反応が関与する一見同じ様なシステムですが、電極の呼び方が異なります。電池の場合はプラス極を正極、マイナス極を負極と呼びますが、電解の場合はそれぞれ陽極、陰極と呼ぶようになっています。英語ではCathode(カソード...
電池と雑学

内部抵抗

電池にも抵抗成分が存在し、内部抵抗と呼ばれます。電池の等価回路では純粋な抵抗以外にもキャパタ成分もあり、電池の構造によってはリアクタンス成分もあり内部インピーダンスと呼ぶべきかも知れませんが、一般的には内部抵抗(Internal Resis...
電池と雑学

電池の安全性

話が急に飛んでしまいますが、今朝のニュースで携帯扇風機の爆発や発火が取り上げらえており、NITEでの試験の様子も放映されていました。  「電極の製造」の最後の部分でも安全性に触れましたが、信頼のおけるメーカのものを選ぶというのがやはり重要で...
電池と雑学

容量と出力とエネルギー

電池の場合は容量と言えば、(m)Ahで示されますが、電気料金等の算出のベースとなるのはWhでこれも容量と呼ばれています。電池パック等でも併記されることも多くなりましたが、一般的にはAhが使われ、Whはエネルギーとして扱われます。  リチウム...
電池と雑学

電極の製造

電池の容量は正・負極活物質の比容量等で決まるというお話をしました。それではその正・負極電極はどうやって作るのでしょう。  亜鉛やリチウム、鉛といった金属を使う場合は、溶かしたり金属の展延性を利用して形成されることが多いようです。アルカリ乾電...
電池と雑学

容量と内容積

電池の容量は比容量(Ah/g)に依存するという説明をしました。この値が大きい方が有利なのは疑いようのないことです。ところが、実電池はこれだけで決まらないということも少し触れました。密度や電圧も非常に重要なのです。  今回は電池の容積との関係...
電池と雑学

電池容量

電池の容量は(m)Ahという単位で示されます。電流(A)に時間(h)を乗じたものになります。最近ではWhで示されることもありますが、Whについては改めて解説したいと思います。  電池容量は何で決まるかというと材料から取り出せる電荷の数で決ま...
電池と雑学

一次電池と二次電池

電池ということばは、電気を意味する「電」と水が貯まる「池」で構成されている。電気を貯めておくものと解釈することができます。太陽電池や燃料電池は誰かが電池と命名した訳でありますが、本来の意味からすると少し異なります。池は一般的には小さいものを...
電池と雑学

電池の誕生

電池の発見はカエルの足の実験で有名なガルバニ電池からヒントを得て発明されたボルタ電池が最初の電池だと言われています。18世紀末のことです。  ところが、「バグダッド電池」と呼ばれる正体不明の考古遺物が存在します。1930年代にイラクのバグダ...